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「マスコミ取材報告」

1999.6.10:コラム…「CHRニュース」Vol.3より

 このところマスコミからの取材が多くなって参りました。

 初めて個人的にマスコミの取材を体験したのは、今から20年位前のことでした。朝日新聞の夕刊に掲載された「ニューキャリア・ウーマン」というコーナーで、全国版でしたので思いがけない人から電話をもらったり、随分たってから記事を見たという人に出会ったりしました。それ以来様々な形で新聞・雑誌・コミュニティー紙と数え切れない位取材を受け、記事にならないこともありましたが、度々マスコミには登場して来ました。取材の為に皆さんに集って頂き協力をお願いしたことも何度かありました。最近の取材状況をお知らせします。

●朝日新聞家庭欄 「乳幼児のママ 悩まないで」(4月13日)

 子育て中の若いお母さんの環境を取り上げたものでした。病院や施設の様々な活動が紹介され、CHR研究所も「母親笑顔教室」の写真と記事が掲載されました。

 記事が出た日から電話が次々にかかってきて、関心の高さを感じました。笑顔教室に参加したいという人から、自分も同じような活動がしたいので、スタッフにしてもらいたいとか、どうすればなれるのかといったように私のような立場からの問合わせも多くありました。

 そして早速参加された人、交流分析の講座に参加して勉強をはじめられた人もあります。

●フジテレビ スーパーニュース 「一人で悩まないで」(5月26日)

 視聴者参加番組で、実際に悩んでいる人に対して様々な角度から援助をするという企画でした。インターネットで調べて連絡してきたのですが、収録をする日程に余裕がなく、折角仕事で郷里の広島に行きましたのに、早く帰ってきて協力しました。

 テレビは企画者の思い通りに編集をするとは聞いていましたが、あれだけの時間をかけて本格的に初対面のクライエントの話を聴き、また笑顔の効用について、レポーターからのインタビューにも答え、クライエントが帰る時には「私わかりました。今の話を聞いていてすごく良くわかったんです。でも不思議ですね。ずっと抱えていたこの辺にあった(胸に手を当てて)固いしこりが今は消えてなくなっているんです。来てよかった。」と言ったことは全然テレビには映っていませんでした。まるでエステに行けば悩みは(表情が乏しい・笑顔を夫に見せられない)は解決しますよと、すすめているような場面になってしまい、とても残念に思っています。

 現実にテレビを見たという人から、不登校の子供にびしっと何か言ってもらえるかと言うような問合わせがありました。今後も協力して欲しいとディレクターから言われていますが、少し慎重にしなければと思います。

●NHKテレビ NHKスペシャル「少子化社会を考える」 (6月4日、6月6日)

 これには私は画面には出ませんでしたが、この番組を作る為に陰で随分協力をしました。直接取材にも応じましたし、画面に出て自分達夫婦の考え方、生き方を表現する人の紹介もしました。そのためにいろいろな人に電話をして趣旨を説明し、ご協力頂けないか、または出来そうな人を紹介して頂けないかなど忙しい仕事の間々に問い合わせたのですが、テーマがテーマだけにとても慎重に言葉を選び、また相手も随分選んだつもりです。それでも少しでも傷ついた人には申し訳なく思います。

●ベネッセ・コーポレーション 「みんな大きくなあれ・ステップ」11月号

 こちらもインターネットでCHR研究所を見つけてこられました。エゴグラムを用いてお母さんのストレス対策を考えようという趣旨のもので、取材は終りましたが、これからゲラが送られて来たらしっかりチェックしたいと考えています。エゴグラムを占いのような扱いかたで記事にされることが多々あり注意しなければと考えています。

●アエラ 6月末予定 「感情の表出がストレートに出来ない人」(仮)

 知り合いのカウンセラーからの紹介で取材に見えたものです。講座の様子を見ることと、勉強会に参加している人の中から取材に応じられる人を探す目的で、交流分析の夜の講座に参加されました。最近感情を表に出さなくなった人や、無表情な人が多くなったことの特集で、そうした人々の話しをまとめると言うことで、OLさんが協力して下さることになりました。

再度朝日新聞から別のテーマで協力を頼まれています。最近のCHR研究所は忙しいです。

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