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「私が心がける心の健康法」

2004.08.05:コラム…「CHRニュース」Vol.23より

●年々増えるメンタルヘルス研修

 最近の仕事のテーマで圧倒的に多くなったのは、メンタルヘルスやストレス・マネジメント研修です。

体の健康に対しては年をとるほどに関心が高まり、各種サプリメントの需要の増加にもそれは表れていますが、心の面の健康を気にかける人は稀といってよいでしょう。心身の相関関係をみますと、心への関心が高まればおのずと体の健康にも影響します。

●“声をあげて笑う”ことの大切さ

 ストレス対処法のひとつに、"声をあげて笑う"というのがあります。笑うことでNK細胞が活性化し、免疫力が高まります。CHR研究所は笑い声の多いところですが、それでも私は意図して笑いの場を求めてゆくことを心がけています。

 最近韓国がブームで、次々とドラマが放映され、さわやかな青年達が日本に大勢訪れていますが、ごたぶんに洩れずCHR研究所でも静かにきれいな音楽が流れる中、ドラマや俳優の話で盛り上がり、笑い声も大きくにぎやかですが、6月初めに以前から一度は見たいと思っていたNANTA(乱打)の舞台を見に行くチャンスに恵まれました。テレビで見ていたのはほんの一部で、その舞台は実に楽しいものでした。舞台と観客が一体となって楽しい場面を作るのですが、その優れた技量とエンターティメント、そして客に対するサービス精神は素晴らしいものでした。

 更に7月には、これも一度は行きたいと狙っていたコミックバレエ「トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団」の公演です。これもバッチリとメイクをした男性が優雅に白鳥の湖を踊るのです。技術は最高ですが白鳥のコスチュームの胸元が黒々としていたり、腋毛もばっちりで、振り付けも軽妙で本当に笑えました。

 まじめも大切ですが、時には馬鹿になって楽しむことも必要です。笑うととても幸せな気持ちになれますし、明日からのエネルギーの補給にもなります。

●いつでも楽しめる心

 8月に入ってすぐ、岩手県のある市に研修に行きました。折りしもみちのくはお祭りの真っ只中。地方のテレビで盛岡の"さんさ踊り"を見て、ここまで来てこれはみなければと、夕方から新幹線で見に行きました。これも迫力満点。
従って私は心身共に健康です。

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