「人材育成の夢」
2006.03.15:コラム…「CHRニュース」Vol.28より
●夢を一歩前進
CHR研究所でカウンセラーや講師を希望する人は、当研究所独自のカリキュラムに従い、一定のポイントを獲得した上で、レポートを提出し面接を受けます。その結果CHR研究所研究員として、またNPO法人心の笑顔サポートセンターの相談員・講師・ファシリテーターとして認定されます。このカリキュラムを今回挑戦しやすく改定しました。
数年前から暫定的に研究員として数名の人にカウンセラー・講師として協力していただいていますし、NPO法人設立後は、電話相談や生涯学習の活動にも様々な人の協力を得ていますが、まだ正式に認定された人はいませんでした。しかし数名の人は、すでにポイントをクリアーしていますので、今年はいよいよ最後のレポート提出と面接をすることにしました。
正式に認定を受けた研究員やファシリテーターがそれぞれの希望の分野で活躍をする姿を見ることは、私が長年夢に描いてきたことです。NPO法人心の笑顔サポートセンターを立ち上げたことで、私の夢は更に現実味を帯びてきました。みんなで共通の夢を持ち、協力し合う姿を見ることはとても嬉しく、そうした仲間と共にいることを誇りに思います。
◆ハーモニー
私は人が集まったとき、その場に流れる空気をとても大切にしています。とくにCHR研究所には、独特の雰囲気があるとよく言われますが、それはそこにいるだけで心が和むような、温かい空気をさします。
大勢が出入りされますが、最初からその場に溶け込める人もあれば、逆に居心地悪く感じる人もあるようです。その雰囲気になじむのに時間がかかる人もありますが、残って活動を目指す人は、自然にその雰囲気と調和し、その人らしい個性をお互いに尊重しあいながら、ひとつの雰囲気をつくりだしています。
研究員やファシリテーターはこのハーモニーを大事にし、その人のそばにいるだけで、ほっとすると言われる人であって欲しいですし、心からの笑顔の美しい人に協力をお願いしたいと思います。頻繁に来られる人ほど、その雰囲気が自然に身につくようです。