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「山歩きの楽しみ」

2008.09.12:コラム…「CHRニュース」Vol.33より

●きっかけ

 若い頃広島に住んでいましたので、山と言えば中国山脈か、広島市街から見える小高い山々です。

 その頃から山歩きは好きで、時々出かけていましたが、その後は全くチャンスがなく、「誰かぜったい安全な山歩きに連れて行ってくださる人はないかしら?」と常にチャンスを狙っていました。

 10数年前になると思いますが、夜の交流分析講座に、何度もヨーロッパアルプスに登ったという山好きな人がいて、講座のメンバーで高尾山に行ったことがあります。でも1度だけでした。

 2005年の秋、朝日カルチャーにカウンセリング関係の講座の申し込みに行った時、偶然「初心者のための山歩き講座」を見つけ、スケジュールが空いていたので申し込みました。その講座に参加したことで、女性だけの山の会"ACC紫蘭会"に入会でき、スケジュールが合う限り参加するようになりました。


●私は若い方!

 入ってびっくり!! 私は若い方なのです。

 2006年の海外トレッキングに参加した最高齢者はハワイ島で90歳6カ月の誕生日を皆さんから祝福されていました。

 私の初の海外トレッキングは、昨年秋のニューカレドニアです。
体調が万全ではなかったのですが、行けば何とかなるもので、迷惑もかけず結構厳しい山を歩いてきました。
海のリゾート地のイメージしかなかったのですが、北部は山また山の島でした。7泊8日の楽しい思い出ができました。

 今年はカナダの計画があり、スケジュールを空けて楽しみにしていましたら、なんと1週間予定が繰り上がり、どうにもスケジュールの調整がつかずあきらめました。とても残念です。

 今年7月には、秋田の藤里駒ケ岳と青森の岩木山に登ってきました。同じ山でもAコース・Bコースと別れて頂上で合流するのですが、私は楽な方のグループ、80歳の人はハードなコースを歩かれました。70~80代といっても30年以上登っている人たちです。普段の山でもゆったりと平気で歩く70代の後ろから、はぁーはぁーと云いながらついて歩くのが私です。

 花の写真を撮ったり、野鳥のさえずりに耳を傾けたり、とても楽しい山歩きです。

 どこに偶然があるかわかりませんね。だから人生は楽しいと思います。

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